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神戸常盤大学細胞検査士養成コース2期生

2012年12月9日 in 未分類/2012年12月9日 カテゴリー: 未分類

神戸常盤大学細胞検査士養成コース2期生14名から9名(64%)の合格者が新たに生まれました。全員合格はむつかしいとは思っていましたが、なかなか厳しい結果でした。嬉しいかったことは1期生で昨年不合格であった3名が全員合格できたことです。これで神戸常盤大学細胞検査士養成コースから2年間で18名の細胞検査士を送り出したことになります。今年残念な結果であった5名の養成コース学生も、来年合格してくれることを期待しています。

2011年の活動まとめ

2012年2月10日 in 未分類/2012年2月10日 カテゴリー: 未分類

2012年度は、和歌山県立医科大学から、神戸常盤大学への職場の移動だけでなく、仕事内容の大きな変化があり、格闘いたしました。そろそろ慣れてきましたので、

1)神戸常盤大学の学生のため、講義データを掲載することにいたしました。学生諸君利用してください、

講演に関しましては、細胞検査士、専門医の皆様に向けて、

2)北海道支部にお招きいただき、細胞診ワークショップで、甲状腺の部分を担当いたしました。この講演データを掲載しました。

3)甲状腺領域におけるベセスダシステムについて、第50回秋期大会シンポジウムで、AUSについて発表いたしました。この講演データも掲載いたします。

神戸常盤大学概観

2011年10月14日 in 未分類/2011年10月14日 カテゴリー: 未分類

Dr Wang from USA

2011年10月14日 in 未分類/2011年10月14日 カテゴリー: 未分類

Dr Wang at her home town in China.

International IgG4 Forum Boston

2011年10月12日 in 未分類/2011年10月12日 カテゴリー: 未分類

ベセスダシステムを考える

2011年10月11日 in 未分類/2011年10月11日 カテゴリー: 未分類

10月22日東京で行われる第50回臨床細胞学会秋期大会シンポジウムでベセスダ診断様式の中から、AUS(意義不明な異型)について発表いたします。いろいろ調べているうちに、単なる診断基準の問題だけではないことが分かりましたので、ここに投稿いたします。

以下に示す論文では、日本での約束事と異なり、濾胞性腫瘍と診断して、手術して非腫瘍性の良性であった場合、良性と診断し、経過観察させたが、結果的に(良性であっても)腫瘍であった場合、誤判定とされるようです。理由は、臨床対応が異なる群に診断/分類したからです。乳頭癌を見逃す確率が高まるのと同列に論じているのは驚きでした。

Shi Y et al:  Atypia of Undetermined Significance. A necessary or optional category. Cancer Cytopathol, 117: 298-304, 2009.

ベセスダの運用には、細胞診断と臨床的対応が明瞭にリンクしている時と、曖昧で、臨床医の裁量に任されるのとではその意味合いが異なることが分かりました。甲状腺細胞診の問題点の解決に、ベセスダシステムは重要な提案をしているのですが、日本の現状に合わず(日本よりも強制力を持った形でその後の臨床的対応を指定していること)、日本的風土としては、臨床医の裁量を認める形が取られると予想されますので、ベセスダシステムの導入には、周辺環境の整備が必要と思うようになりました。もうひとつ私が推定することは、このAUSには不良検体が相当数含まれていることがあります。このAUSのカテゴリーを新設することにより、『検体不適、再検査してください。』をAUS(結果的に再検査は同じ)とすることにより、2つの効果を狙っていると考えました。不良検体とせず、1)臨床医の自尊心を傷つけず、2)検査室のinspectionの評価を上げる効果を狙っている、とも考えました。日本では不良検体が20%以上多くあっても、罰則や、検査室の閉鎖などは行われませんので、このようなことを目的とするのであれば、このカテゴリーは必要ないと考えます。